常識と非常識
世の中にはいろんな「タブー」というものがあって、例えば、子供の頭を撫でてはいけない国があったり、左手で物を食べてはいけない国があったり、既婚の女性と話をしてはいけない国があったり、で、そういうところで己のみを守るために日本には「郷に入れば郷に従え」という、ほとんどの日本人が海外に出て行く前からあった言葉があったわけで、なにも外国だから、ではなく、日本のコミュニティーの中にも文化が違う場所があって、その場所でのしきたりには従わなければならないから注意しなさいよ、という教えがあったはずなのだが。
フットボール*1に政治を持ち込むな、というよりも、好きでもないのに好きな振りをして、興味が無いのに興味がある振りをして、俺たちに、うちのチームに近寄るんじゃねぇ、ってのが感情としてあるわけで。じゃなんで、近寄ってきたのか、っつうと、そこには人がたくさんいるから、そこで名前を出しておけば宣伝になる*2から、と勘ぐられても仕方ない。フットボールというか、チームを愛してきた人たちには、チームを利用する(された)という行為にそれは我慢できないだろうし、それを許してしまった自分のクラブにも悲しい思いをするだろうし。そういう思いを果たしてこの人たちはどう思っているのだろうか?
知らない、じゃ済まされないこともあります。フットボールにスポーツに政治活動を持ち込むな。
選挙に浦和を利用したら、こんなもんじゃすまないんだろうなぁと、おもう。