足りなかった何か。

アメフトW杯決勝をTV観戦。8年かかって引き釣り出してきたアメリカと日本が対戦。っていうか、この試合だけがW杯、みたいなもの。日本は2試合無失点で決勝進出。対するアメリカもドイツに1TDだけで決勝に。お互いこの試合に向け「上手く調整」して臨んだ感じ。


う〜ん、一つのプレイがあんなに重たく感じるものとは。1Qの日本のファーストプレイ、本当に最初のパスをインターセプトされ、それがそのまま得点に。もう敗因はこれになると思いましたよ。しばらくパスも出し辛そうだったし。

その後日本も徐々に挽回し、2Q頭に同点、FGで逆転。3Qで追いつかれましたけど、4Qで美しいパスからTD!このままいくかと思われましたが・・・その後のアメリカのTDは圧巻でした。

オーバータイムは厳しかったですねぇ。2回目のタイブレークでキックを外した日本に「おら、おら」って感じで揺さぶり続け、まるで「いつでも獲れるんだぜ、TDで力の差を見せ付けてやろうか?」的な攻撃で責めつけ、最後にFGで日本の息の根を止めたアメリカ・・・凄かった。


アメリカは学生中心?しかもNFLのドラフトにかかってない選手が3週間でチームを作ってきて、優勝だからなぁ。彼らにしてみりゃ「おいおい、本家のいない所でナニやってるんだっけ?」みたいなプライドが1Qのインターセプト、4Qの同点TDに繋がったんだと思われ。
でも、日本の闘いは本当に素晴らしかった。4Qのパスだって、2QのTDだって、日本らしい緻密な作戦だったと思われ。


悔しいけれど、素晴らしいものを見せていただきました。